おっきょちゃんとかっぱ
この本は2年生の読み聞かせに使ってます。
かっぱのガータロと仲良くなったおっきょちゃんは
水底のかっぱの世界へと招待されます。
ちょうど夏まつりの最中で、ガータロと楽しい
時間を過ごしたおっきょちゃんでしたが、おまつりの
おもちを食べると、もといた世界のことを全部忘れて
しまって…ガータロのうちの子として暮らしていた
おっきょちゃんはある日、自分の服でお母さんが
作ってくれた人形を川で見つけ、今までのことを
全部思い出します。家へ帰りたいと泣くおっきょちゃん
を、ガータロや大人たちは、「ちえのすいこさま」の
力を借りて、もとの世界へもどしてあげます。
時間が17分くらいかかりますが、子供たちはかっぱの世界に
引きこまれ、おっきょちゃんの記憶がなくなるところで
「え〜」とビックリし、もとの世界にもどるところでまた
「え〜」となってくれます。
絵も、降矢奈々さんでとてもステキです!
ちいさなきしゃとおおきなおきゃくさん
この絵本は、いつも1年生の読み聞かせに使います。
ちいさな汽車が、海や森、ジャングルで、おおきな動物の
おきゃくさんを乗せていきます。終点の町に着くと
動物たちは、ただでさえ無理やり乗ってるのに、それぞれ
たくさん買い物をして戻ってきます。またもや無理やり
乗り込んだ動物たち。そこへ一匹の蜂が、ぞうのおばさんの
鼻の中へ…ハッ、ハッ、ハックッショーイ‼︎
カンカンの運転手さんを尻目にどこまでものんきな動物たち
なのです。
大きめの絵本なので、2クラスくらい一緒でも大丈夫です。
動物たちが汽車に乗っていくたびに、汽車のシュッシュッ…
チャッチャッ…を重そうにゆっくり読んでいきます。
子ども達も一緒に、シュッシュッ…と口ずさんでくれると、
ちょっとうれしくなります。