penpoko’s blog

現役小学校司書による読み聞かせに使える本の紹介などをしていきます

いろいろへんないろのはじまり

いろいろへんないろのはじまり この本は、2年生の読み聞かせに使います。 この時期、2年生の国語には毎年、アーノルド・ローベルの 「お手紙」というお話がでてきます。みなさんも一度は 読んだことがあるかも…ガマくんとカエルくんです。 そこで、並行読書…

ベーコンわすれちゃだめよ

ベーコン わすれちゃ だめよ! (世界の絵本) これは、1年生の読み聞かせで使います。 作者はハッチンス。昔から読みつがれている名作です。 お話は、子どもがいきなりおつかいを頼まれるところから始まり ます。「うみたてたまごを6こと、おちゃにいただくケ…

精霊の守り人

精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド) 私は学校司書になってから、上橋菜穂子作品と出会い ました。(もっと早く出会いたかった…) この作品、児童文学なのに主人公は30代の女性バルサ。 女用心棒という設定も、児童文学っぽくない。 でも読んでると、頭の中…

どうしてあめがふらないの

どうしてあめがふらないの? これは、1年生に6月初めの梅雨が始まった頃 読んでいます。 きつねのコンコンは、かえるのケロケロからもうじき 雨が降ると聞いて、傘屋さんをすることにします。 傘屋は最初順調でたくさん売れますが、次もたくさん 仕入れてくる…

山ねこ おことわり

山ねこおことわり (おはなし名作絵本 28) 言わずと知れたあまんきみこさんの代表作、 「車のいろは空のいろ」松井さんのタクシー シリーズの中の1話を絵本にしたものです。 シリーズの中で絵本になっているのは、これ だけだったとおもいます。 1,2年生の国…

たまごからうま

たまごからうま (世界の民話傑作選) この本は、2〜3年生の読み聞かせで使っています。 ベンガル地方の昔話だそうです。 なまけものの主人公は、ある日市場で馬を買おうと しますが、値段が高くて買えません。そこへ1人の 商人が安く馬を売ってあげると言って…

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 5巻セット 最初にこの本の表紙を見た時は、どうしておばさんが こんなに大きく表紙を飾ってるんだろう?と、不思議に 思いましたが、このシリーズが最近、高学年女子の間で 大人気なんです。 この駄菓子屋で売っているお菓子は、一風…

おっきょちゃんとかっぱ

おっきょちゃんとかっぱ この本は2年生の読み聞かせに使ってます。 かっぱのガータロと仲良くなったおっきょちゃんは 水底のかっぱの世界へと招待されます。 ちょうど夏まつりの最中で、ガータロと楽しい 時間を過ごしたおっきょちゃんでしたが、おまつりの …

ちいさなきしゃとおおきなおきゃくさん

ちいさなきしゃと おおきなおきゃくさん この絵本は、いつも1年生の読み聞かせに使います。 ちいさな汽車が、海や森、ジャングルで、おおきな動物の おきゃくさんを乗せていきます。終点の町に着くと 動物たちは、ただでさえ無理やり乗ってるのに、それぞれ …

獣の奏者

「獣の奏者」完結セット 児童文学の王道、上橋菜穂子さんの作品。 小学校高学年でこれが読めれば、大人になっても読書が 楽しいと思えるはず。 恥かしながら、私は学校司書になってから読みました。 子供の頃、母を目の前で失った主人公エリンが獣使いになる…